先日、「良性発作性頭位めまい症」について書きましたが、同じような症状で「神経調節性失神」と診断された事があったので、その事もまとめておこうと思います。
神経調節性失神
神経調節性失神とは一体どんな失神なのか。先生から病名を言われたときはブツブツなんて出ていないのに「湿疹」とはどういうわけか?とも思いましたが「しっしん」違いでした。
長時間の立位・座位、排尿や排便、また血圧や心拍数をコントロールする頸動脈洞(けいどうみゃくどう)の圧迫などにより、失神が現れます。
ということですが、私の場合、朝、保育園へ向う途中や保育園の帰り道などに症状が現れることが多々ありました。
私のその時の状態としては、仕事で使うノートパソコンを持ち、保育園に持っていく(または持ち帰る)シーツや布団カバーを抱え、さらには下の子の「抱っこ攻撃」を同時にこなしているというものでした。
そして、突然、フラーーフラーーーっと気を失うような感覚に襲われるというのが毎度のパターン。
その時は「一緒にいる子供達を危険にさらしてはいけない!」と立ち止まったり、掴まれるところに掴まったり、当時5歳の長男にママが倒れてしまった時には近くの家の人を呼んでくるように教えたり、、、なんとか気力で持ちこたえていましたが、頻度が増すにつれて不安も大きくなり、病院を受診。
結果は「神経調節性失神」というものでした。
治療方法は”頑張りすぎない”
診てくれた先生によれば特に薬で治したり手術でどうこうできるものでもなく「まぁ、頑張りすぎない事ですね」と言われるくらいでした。。。
実際には薬も使えるんでしょうが、私の症状が薬を使うほどひどくなかったため、そういう診断になったのだと思います。
それ以来、仕事で使うパソコンはなるべく持ち歩かないようにし、保育園のシーツや布団カバーは他に何も荷物のない時にだけ運ぶようにしています。
下の子の「抱っこ攻撃」はなかなか減りませんが、それでも、失神の症状は減りました。
ほどほどに頑張る。それが1番かもしれませんね。
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