先日、朝、ベッドから起き上がったら、フワーーフワーーっと揺れているような感覚に襲われました。天井がぐるぐる回って、とにかく気持ち悪い。突然の出来事に原因も思い浮かばず、とりあえずめまいについて調べてみました。
めまいの原因
めまいが起こる原因は「耳」や「脳や神経」に異常がある場合だそうです。
「脳や神経」の検査と聞くとそれだけで躊躇してしまいますよね。もし検査を受けた結果「脳や神経」に異常があったなんてことになったらと思うと、それだけで恐怖を感じます。
ということで、まず初めにそんなに大ごとにならなさそうな耳鼻科で検査を受けることにしました。
耳鼻科での検査方法
耳鼻科での検査はWiiのバランスボードのようなものを使っての計測でした。
まず、ボードに目を開けて立ち、数秒間の揺れ具合を計測します。次に目を閉じて同じように計測したら、一旦ボードから降りて、低反発クッションのようなものをボードの上に置き再び目を開けた時と目を閉じた時の揺れ具合を計測します。
その後はいたって普通な聴力検査を行い検査は終了。
診察の結果、脳から来るめまいではなく耳が原因の「良性発作性頭位めまい症」だろうと診断されました。
良性発作性頭位めまい症
耳が原因で起こるめまいのなかで最も頻度の高いもので、寝返りをうったり、寝ていて急に上半身を起こしたり、座っていて急に振り向いたり、棚の上のものを取ろうとして急に上を向いたりした時に、急激に回転性の激しいめまいが起こる病気です。
まさにそんな感じです。
いったい、どうしてそんな症状が出るのでしょうか。
原因は耳石
前庭器官の耳石器(じせきき)の上には、炭酸カルシウムでできている耳石が多数のっていますが、この耳石が本来の位置から外れて、別の種類の前庭器官である半規管(はんきかん)のクプラに付着したり、半規管のなかに遊離したりして、それが頭を動かした際に動いて半規管を刺激するのが原因であるという説が有力になっています。
この耳石が本来の位置を離れることでめまいが起きるようですが、なぜ耳石が本来の位置を離れたのか?私の場合は下の子に枕を奪われる日々を送っていたことでした。
なんだそりゃ!?と思われるかもしれませんが、耳鼻科の先生が言うには、枕を使わないで寝ている場合も耳石が転がりやすいんだそう。
下の子は私の枕が大好きで、毎晩毎晩、私を押しのけてまで私の枕で眠っていました。その為、私は枕を使わずに寝なければいけませんでした。
その結果が「良性発作性頭位めまい症」だったということです。
治療としては薬を飲むこととリハビリ体操を行うことでした。
リハビリ体操
リハビリ体操とは「良性発作性頭位めまい症」の治療や再発防止に有効な体操です。
方法は
1.仰向けに寝て顔だけ右を向いて10秒保つ
2.正面に向き直して10秒保つ
3.再び顔だけ左を向いて10秒保つ
4.これを10往復する。
※朝起きる前と夜寝る前の1日2回行います。
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今夜からはリハビリ体操をして、枕もちゃんと使って眠ろうと思います。
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